現在日本各地でペレット燃料を製造する工場がありますが、比較的小規模なペレット燃料工場では、高齢者や障がい者の作業所として稼働している工場があります。
そもそもペレット燃料自体が間伐材、または製材所や木材加工所などで出るおが粉や切粉など、本来廃棄されてしまうような利用価値の低いものを燃料として活用するという意義の高いものですが、さらにその燃料の製造を障がいのある方の仕事になるという、とても素晴らしい取組みが各地で行われています。
一部電源を必要としない、または着火を自動化していないペレットストーブでは、着火材を使用するストーブがありますが、その着火材もペレット燃料と同じく障がいのある方が製造している福祉作業所もあります。
実は私の子供にも障がいがあるので、個人的な興味も含めてペレット燃料や着火材をつくる作業所に伺って見学させていただいたり、お話を聞かせていただきましたが、自分がこの仕事をしていくことで、障がいをお持ちの方達に少しでも関わることができて嬉しく思いました。
現在ペレットストーブをご利用頂いているユーザー様に感謝するとともに、今後出会うお客様が意識している、いないにかかわらず、ペレットストーブが利用されることで「廃棄されていたようなものが活用される」「福祉に関わることができる」ということが少しづつでも広がると良いな、と考えています。