室内の空気を汚さない・近隣に煙などで迷惑をかけない– ペレットストーブの特徴03 –

おそらく現在の日本のお宅の主暖房はエアコンやファンヒーター、電気・ガス・灯油のストーブなどが大多数になるかと思いますが、温風を出すことで温める暖房の場合は、そもそも湿度の低い冬場に過乾燥状態になってしまったり、ガスや灯油を燃焼した排気を室内に放出している開放型(FF方式の場合は別ですが)のファンヒーターがたくさんあります。

少しイメージしていただくと分かると思いますが、灯油などの揮発性の有機化合物を燃焼させた排気(有害物質)を室内に放出しているというのはちょっと怖くないでしょうか?

特に昨今の断熱気密の高い新築住宅では、ファンヒーターなどで暖房することはおすすめしません。

おそらくそのようなファンヒーターなどは取扱説明書にも「◯時間毎に換気を行ってください」など注意書きがあるかと思います。

根本的に暖房して温めたいのに数時間毎に換気をする???というのはおかしな話ですし、ちょっと穿った見かたかもしれませんが、メーカーはその暖房器具によって健康被害が出ることを認識しているのでは?と考えたくなります。

ペレットストーブや薪ストーブは煙突をつけずに設置し、排気を室内に放出することはありません。

当たり前ですね・・・。

でも現在その他の暖房器具はそうでもないということを知っていただけると良いかと思います。

人が人生で体内に取り入れる最大量のものは「空気」です。

さて、暖房で燃焼した排気を屋外に出すことは当たり前ですが、室内に排気を出さなければ外にはモクモク煙を出して良いかと言えば、それもだめですよね・・・。

薪ストーブとペレットストーブでの大きな違いの一つが排気による煙の問題になります。

田園風景の広がる余裕のある敷地では話は別ですが、神奈川の湘南エリアや三浦半島は首都圏近郊としては自然環境の豊かなエリアではあるものの、隣家との距離はそれほど余裕があるエリアではありません。

薪ストーブの場合はストーブの性能やメンテナンス状況、燃やす薪の種類、乾燥状態などにより煙がかなり発生してしまい、近隣からクレームが出る状況もあるため、ストーブを設置する際の煙を非常に気になさるお客様もたくさんいらっしゃいます。

その場合はペレットストーブをおすすめしています。