薪ストーブやペレットストーブのような木を燃やす暖房器具の最大と言っていいメリットが「炎を眺める」ことです。
この室内に居ながら「炎を眺める」ことができるのがなぜメリットになるのでしょうか?
ペレットストーブには暖房としてとても「あたたかい」事以外に、
- 「炎を眺めるだけでリラクゼーション効果がある」
- 「炎があるとコミュニケーションが円滑になる」
というものがあります。
まずリラクゼーション効果としては、炎がその他の自然現象(風や波など)と同じく「1/fゆらぎ」という視覚効果があるからです。
「1/fゆらぎ」は自然音や歌声(美空ひばりさんや宇多田ヒカルさんが有名ですね)など、聴覚から入るものもありますが、炎はその他自然界にある不規則な動きをするもの(海辺の波や川のせせらぎなど)と同じく視覚的なリラクゼーション効果があります。
実際にストーブを設置したお客様でも初めて使用した際に炎を見入ってしまったり、ご家族が寝静まった後に、お酒を片手に静かにストーブの炎を眺めることが楽しみ。というお話を聞くこともあります。
仕事や人生で疲れたら、ペレットストーブの炎を眺めるのがいいかもしれません。(ちょっと大げさでしょうか・・・)
炎があるとコミュニケーションが円滑になる??
というのは、ちょっと分かりづらいかもしれませんが、考えれば太古の昔から火の周りに人が集まるのは自然なことで、アウトドアで焚き火やBBQをしたり、学生時代にキャンプファイヤーをして、家族や友達と楽しく過ごした記憶は皆さんあるのでないでしょうか。火があると自然と人が集まることは間違いなさそうです。
実は面識のない2人を一定時間炎が見えない、見える2つの暖房器具を別々の部屋に設置し、各部屋で過ごした場合の違いを実験したデータがあります。
結果は、
- うなずく回数>増加
- 笑う回数>増加
- 会話のなかった時間>減少
- 実験者同士の距離>近い
という結果が出たそうです。
生活の中に火があることで、人と人とのコミュニケーションを円滑にする効果もあるようです。